どうも、やしきです。
今回は無印良品でシューキーパーを買ってきたのでレビューしていきます。
巷ではコスパ最強と言われる無印良品のシューキーパーですが、その使い勝手は?
本当におすすめなのか?
無印のシューキーパーとは
出典:無印良品
まずは簡単に無印シューキーパーについてご紹介です。
値段
価格は以下の通り
23cm~25cm | 1,990円(税込み) |
---|---|
25cm~28cm | 2,290円(税込み) |
シューキーパーは値段がピンキリで、安いものであれば100円で、高いものだと7000円します。
相場はおおよそ2000円~4000円程度。
そう考えると、無印のシューキーパーは相場の真ん中くらいです。
値段は高くもなく安くもなく、平均的だと思われます。
なお、サイズによって値段が300円違います。
ケチらず自分のサイズに合ったものを選びましょう。
悩ましいのはサイズが25cmの人ですが、迷ったら大き目を選びます。
シューキーパーは革靴の形をビシッと伸ばすために使うので、小さめだと効果は薄いです。
素材
素材はレッドシダーです。
単に革靴の形を保つだけならプラスチック製のシューキーパーでも問題ありませんが、靴の臭いや湿気を取り除くとなると、レッドシダーがおすすめです。
なぜならレッドシダーには防臭・殺菌効果があるからです。
実際に使ってみると分かりますが、レッドシダーのシューキーパーを革靴に1日入れておくと、靴の中が木のいい香りになります。
それほどレッドシダーの香りは強力なのです。
レッドシダーの香りは時間の経過とともに薄れていきますが、紙やすりで表面を削ってあげると復活します。
なお、無印のシューキーパーには紙やすりが付属しているので別途購入の必要はありません。
シューキーパーの役割
先に無印のシューキーパーを紹介しましたが、ここではシューキーパーの役割について考えます。
シューキーパーには主に3つの役割があります。
それは下記の通り。
- 形を保つ
- 湿気を取り除く
- 防臭する
形を保つ
形を保つことがシューキーパーの大きな役割です。
革は伸び縮みしやすい性質で、普通に履いているだけで靴にシワがついて残ってしまいます。
ツルツルの革靴よりは程よく履きジワが革靴の方が味もありますが、流石にシワだらけの革靴は形も歪んでしまってカッコ悪いですよね。
ですから、靴を履いていない間は靴に詰め物を敷き詰めて革を伸ばしてあげるわけです。
ここでシューキーパーに求められる要素はテンションの大きさです。
テンションとはシューキーパーが革を伸ばすためにかける力のこと。
適切にテンションが革靴全体にかからなければ、革が伸びず形を保つことができません。
テンションの大きさは靴の大きさに対するシューキーパーーのサイズや、シューキーパーを革靴に押し込んだ際に反発するばねの力によります。
湿気を取り除く、防臭する
プラスチックタイプではなく木製のシューキーパー(シューツリー)なら除湿や防臭の効果もあります。
革靴にとって湿気は天敵です。
革がすぐに傷んでしまいます。
しかし、足が1日にかく汗の量はコップ1杯分とも言われているように、一日履き込んだ革靴は湿気がこもっています。
そこで吸湿性の優れたシューキーパーを入れてあげると、たちまち湿気を吸収して乾燥させてくれます。
湿気は雑菌やカビの繁殖の元となるので除湿してあげれば防臭にも繋がります。
また、シューキーパー自体に抗菌作用があれば靴の中を殺菌してくれますので、悪臭も取り除いてくれます。
質の高いレッドシダーは吸湿性・抗菌性に優れているのでシューキーパーに適しているわけです。
特に革靴にとって湿気は天敵!
無印のシューキーパーってどうなの?
ここまで、シューキーパーの役割と無印のシューキーパーについて述べてきました。
で結局、無印のシューキーパーってどうなの?って話ですよね。
結論から言えば、吸湿性・抗菌性については◎。
型崩れの防止については革靴による、としか言えません。
というのも、無印のシューキーパーは背が低く、小さめなのでサイズが合わない靴もあるからです。
これは実際に試してみないと分からないですね。
では、ここからは実際に無印のシューキーパーの使用感についてレビューしていきます。
開封レビュー

買ってきました。
最初に無印に買いに行ったときは25~28cmサイズが欠品しており、オンラインストアでも在庫切れ。
無印のシューキーパーは人気があると言えますね。
おかげで欲しいと思ってから手に入れるまで2週間くらいかかりました。
タイミングが悪い手に入らないので、欲しいと思ったらすぐの購入をおすすめします。
では開封▼

開封してすぐに木の良い香りがしました。
まるで新築の家にお邪魔したみたいです。
ずっと嗅いでいたいですね。
冒頭でも記述しましたが、無印のシューキーパーには紙やすりが付属していて、シューキーパーがカビてしまったときや、匂いが薄くなったときに磨きます。
強いシダーの香りも使用していると段々と匂いが消えているので定期的にメンテが必要です。
シューキーパーに紙やすりがついてくるのは地味に嬉しいポイントです。
かゆいところまで手が届くのが無印良品のいいところです。
つま先部分

割とこぶりかなって思います。
それほど高さもありません。
ツリーの真ん中部分が割れていて、革靴に押し込むとつま先のところが両端に広がります。
かかと部分

丸くて大きいのでかかとも型崩れをしっかり防止できます。
ドクターマーチンに使ってみた
さて、こいつをドクターマーチンに使います。

こちらはまだ履いて間もないころのマーチンですが、すでに履き皺が見られますね。
この履き皺を伸ばすようにシューキーパーのつま先から靴の中に入れていきます。

ぐりぐりと押し込んでかかとを合わせるとこんな感じに▼


ぴったりハマりました。
先端が細い分、しっかりと広がるかな?と心配しましたが問題なかったようです。
しかし、高さが低い分、革靴のタンの部分まで皮を伸ばすことはできませんでした。
▲シューレースを結ぶ部分まではシューキーパーが当たらない
かかと部分とつま先部分を伸ばす分には問題ありませんでしたが、羽根の部分までしっかり伸ばそうとしたら無印のシューキーパーだとサイズが小さかったですね。
それでも入れないよりはマシなので使いますが。
初めてにはオススメ
結果的にマーチンには100%ピッタリとは言えませんでしたが、十分に役割は果たせると言えます。
小ぶりですが、つま先をしっかりと押し広げてくれます。
小ぶりだからこそ、初めてのシューキーパーとしてオススメだと思います。
大きすぎてせっかく買ったのに革靴に入らない、ってことはありませんからね。
靴全体に強めのテンションをかけたい!って人にはオススメしませんが。
気になった方はぜひ試してみてください。
ではまたー