6畳1Kは1人で住む分には狭くはないですが、決して広くはありません。
ベッドは置くとして、テレビやテーブル(こたつ)、パソコンデスクを置くには少々窮屈です。
しかし工夫さえすれば全て置くことが可能です。
今回は僕の部屋を例にして1K6畳にベッド、テレビ、こたつを置く際のレイアウトを紹介したいと思います。
これからパソコンデスクの設置を検討している方は参考にしてみてください。
Contents
デスクを置くポイント
6畳1KにPCデスク・ベッド・テレビ・テーブルを置く方法。
ポイントは下記の通り。
- 自分にとって不要な家具は置かない
- 自分にとって最適な家具サイズを選ぶ
- 突っ張り棒を使って床置きしている家具を減らす
- コの字に家具を配置する
家具の見直し
PCデスク・ベッド・テレビ・テーブルはすべて床置きの家具・家電です。
大前提としてあなたはこれら全てを設置したいですか?
PCデスクとテーブルはどちらか一方で十分じゃないですか?
ベッドは敷布団に変えられないですか
テレビは本当に必要ですか?
一人暮らしに必要な物は案外少ないです。
まずは自分に本当に必要な物を見直してみましょう。
家具を減らす
とはいえ、PCデスク・ベッド・テレビ・テーブルがすべて必要な人もいます。
でしたら、それ以外の床置き家具を減らさなければなりません。
そしてそれはちょっとの工夫で実践することができます。
今回は僕の場合は“突っ張り棒”で家具を一つ減らしました。
家具の配置も重要です。
部屋のレイアウトによっては大きな家具を複数設置することができます。
コツは部屋の隅に大型家具を置くこと、コの字に家具を置くことを意識することです。
僕は以上の工夫で6畳1KにPCデスクにベッド、テレビ、こたつを置くことができました。
デスク設置に必要なスペース
設置するデスクのサイズも用途によって異なります。
勉強するためだけの机であれば奥行き40cm、幅は80cmもあれば十分でしょう。
ノートパソコンでの作業でも使えそうです。
デスクトップPCを置く場合
奥行き40cm、幅は80cmのデスクではデスクトップPCを置くのに小さいです。
モニターの設置も考えると、奥行きは最低60cm、幅は100cm欲しいです。
ちなみに僕は奥行き60cm、幅120cmの机を使っています。
楽天市場で評価の高い机を購入しました。
椅子のスペース
小さい事務椅子でも奥行きが50cmはあります。
ということは、パソコンデスクを置くには椅子を考慮すると最低でも幅100㎝、奥行きは110cm(机+椅子)必要だということです。
実例:before
これから筆者;やしきの部屋の実例を用いてレイアウトの変更を紹介したいと思います。
こちらの図を見てください。

これは僕がパソコンデスクを置く前のレイアウトになっています。
部屋の広さは2.7m×3.6mの6畳です。
ベッドが邪魔?
上図から分かる通り一番場所をとっているのはベッドですね。
ベッドを敷布団に変えてスペースを確保することも一つの手段です。
こたつって必要?
次に大きい家具がこたつです。
大きさは72cm×72cm。
ここで食事をとったりテレビを見たりしています。
正直、1人暮らしでここまで大きいこたつ(テーブル)は必要ないかと思います。
友人と鍋パやタコパをする際にこの広さは重宝しますが、人を部屋に入れることがないのであればミニテーブルで十分です。
テレビは見ている?
テレビに関してもだいぶ場所をとっています。
厳密にはテレビではなくテレビ台ですが、幅は70cmあります。
探せば幅40cm台のテレビ台もあるので、ここも小さくしようと思えば小さくできますね。
物干しスタンドが邪魔
ラックや本棚は部屋の収納スペース、生活スタイルによって求めらる大きさが異なります。
僕はあまり本を持たないので本棚は小さめです。
ラックにはケトルや炊飯器などが置ける最小限のサイズにしています。
身だしなみを整えるために小さめの全身鏡は必須です。
この部屋の中で一番やっかいなのが物干しスタンドです。
社会人だと朝に洗濯する暇がなくて夜に洗濯する人も多いと思います。
必然的に外には干せないので部屋干しが中心になります。
そこで活躍するのが部屋干しスタンドなのですが、これが予想以上に場所をとります。
特に洗濯物をかけているときはスタンドの専有スペースが広がるので圧迫感が強まります。
洗濯物をかけやすい場所に設置しなければならないので、スタンドの前後には物を置くことができません。
以上の理由から物干しスタンドは地味に場所をとる家具となっています。
実例:after
現状の部屋のままではPCデスクを設置することができないので家具の撤去・レイアウトの変更をしていきます。
ここで活躍するのが冒頭でも触れた突っ張り棒です。
突っ張り棒を物干し竿にする
邪魔だった物干しスタンドを撤去して代わりに突っ張り棒を設置しました。
冒頭で登場した突っ張り棒がここで役立つわけです。

突っ張り棒を利用して部屋干しをすることで。物干しスタンドを使わなくても洗濯物に困らなくなりました。
使用した突っ張り棒はこちら
こちらの突っ張り棒は280cmまで伸ばせる上に、MAX伸ばしても17kgの荷重に耐えるので安心して洗濯物を干せます。
ちょうどベッドの上に突っ張り棒があるので、寝ている間に落ちてきたら危険です。
洗濯物は想像以上に重たいので頑丈な突っ張り棒を使用しましょう。
▼こんな感じで洗濯物を干しています

コの字に家具を配置する
こうして空いたスペースを利用して…

上図のように机と椅子を設置しました。
スペースを無駄なく利用するポイントは家具をコの字に配置することです。
また、部屋の中心に置く家具はできるだけ背の低いものにします。
上の例だと部屋の端に家具が寄せられていて、部屋の中心にはこたつが配置されています。
また、大きい家具ほど部屋の奥に配置すると部屋が広く感じます。
だから僕はベッドや机を部屋の一番奥に置いています。
間取り図を見るとあまり余裕のないレイアウトに見えますが、慣れてしまえば狭いと感じることもありません。
窮屈な空間は心が消耗する
工夫次第では6畳1Kでもベッド、テレビ、こたつ、机は置けます。
自分の部屋にとって一番何が大切なのか考え、最適な家具の選択や配置をしてあげれば案外なんとかなるものです。
ちなみに僕は寝ているとき以外、パソコンを触っている時間が多いのテレビもこたつも要りません。
学生時代に揃えた家具を何も考えずにそのまま新居に持ってきてしまったので置いてるだけです。
今思えば引っ越しの際に処分すればよかったと後悔しています。
確かに工夫すれば部屋に物をたくさん置くことができますが、物を多く置けば部屋は狭くなり窮屈になります。部屋が狭くなると掃除が面倒になり、生活同線は悪くなって物の管理も難しくなります。
狭い部屋をどうやって自分好みの部屋にしていくか頭を悩ますのも楽しいです。
しかし調子に乗って物を増やしていくと、快適に過ごせる空間が埋まっていきますので家具選びは慎重に。
ではまたー